2008年3月31日
報 道 各 位
イヌイ建物株式会社
ラサール インベストメント マネージメント インク
福岡アイランドシティ物流施設用地を福岡市から取得
イヌイ建物、ラサールが共同で投資・開発へ
創業80有余年の倉庫会社であるイヌイ建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村哲也、以下「イヌイ建物」)と、世界有数の不動産投資顧問会社であるラサールインベストメント マネージメント インク(本社: 米国イリノイ州シカゴ、最高経営責任者:ジェフ・ジェイコブソン、以下「ラサール」)は、福岡市が推進しているアイランドシティ整備事業の「みなとづくりエリア」にある港湾関連用地において、共同で物流施設を開発・運営していくこととなりました。
その第一歩として、イヌイ建物とラサールが等分出資する「博多アイランドシティプロパティー特定目的会社」は、イヌイ建物が福岡市と締結した土地売買契約の地位譲渡を受け、本日、福岡市からの土地の引き渡しが完了しました。
この共同投資開発プロジェクトは、福岡市の東部臨海部において先進的なモデル都市づくりが進められているアイランドシティの「みなとづくりエリア」における国際コンテナ物流拠点機能の一端を担うことについて、倉庫業者として永年の実績を持つイヌイ建物と日本の物流・倉庫施設に積極的に投資・開発しているラサールの考えが一致し、その核となるマルチテナント型倉庫の建設・開発に着手するものであります。イヌイ建物とラサールは開発案件や既存案件にかかわらず優良な物件に対しては共同で積極的に取得の機会を開拓してきました。
アイランドシティでは、中国をはじめ急増するアジア物流や船舶の大型化に対応した、最新鋭の国際コンテナターミナルなどの港湾施設の整備が着々と進められ、博多港の港湾機能の強化が図られてきております。
福岡市によると、これらアイランドシティにおける港湾・物流機能の整備により、毎年約8,200億円の経済効果と約98,000人の雇用創出効果が見込まれるとされています。
(詳細は. http://island-city.city.fukuoka.lg.jp/をご覧ください。)
また、アイランドシティは、半径3~8キロ圏内に福岡空港貨物ターミナルやJR貨物福岡ターミナル駅、九州自動車道の福岡インターチェンジがあり、これら陸、海、空路との良好な結節機能を活かしたスピーディな物流を実現することが可能な優れた立地特性を有し、かつ、アジアに最も近い屈指のゲートウェイとして、複数の物流作業を一カ所で行うことができる適地となっております。
さらには、北部九州エリアを中心に自動車や半導体、電気・機械関連産業の進出、増強などが進められており、物流機能として優れたポテンシャルを有する博多港は、食品、日用品などの消費材物流の拠点に加え、進出、増強が進む関連産業の物流拠点、さらには鉄道や航空機との複合一貫輸送による首都圏、関西圏との双方向物流のネットワーク拠点の形成など、多様な物流ニーズに応えることができることからも非常に戦略的な立地と言えます。
この共同投資開発プロジェクトにおいては、イヌイ建物がデベロップメント業務及びプロパティマネジメント業務を、ラサールがアセットマネジメント業務を担うことにより最高のシナジー効果を発揮することになります。
竣工後は、イヌイ建物がマスターレッシーとなって運営を行ってまいります。なお、ラサールの持分については「ラサール日本ロジスティクス ファンドⅡ」(運用資産予定規模3,000~4,000億円)に組み入れられる予定です。
また、本プロジェクトの推進に当たっては、雇用機会の新たな創出や地元企業との連携などにより、博多港はもとより、福岡市の活性化や経済発展に寄与することを目標としています。
(次頁に両社トップ及び福岡市港湾局長のコメント)
□ イヌイ建物株式会社 専務取締役 乾 康之からのコメント
我々、イヌイ建物は、東京を中心に永年に亘り営業倉庫業を営んできた倉庫会社でございます。福岡市長並びに、福岡市港湾局の方々と縁あって福岡アイランドシティに事業進出するきっかけを作って頂きましたが、この度、強力な事業パートナーとして世界有数の不動産投資会社であるラサールとの協業体制が整い皆様方にご報告できることを大変喜ばしく感じておる次第であります。
我々がこれまで営んできた営業倉庫業の範疇を超える事業領域に足を踏み入れることになりますが、事業パートナーと手を携えて博多港並びに、福岡アイランドシティの発展に資する事業を推進して参る所存でございます。
□ ラサール インベストメントマネージメント株式会社 CEO 兼執行役員(物流投資部門担当) 中嶋康雄からのコメント
地域物流の拠点として、またアジア貿易の玄関口として、博多港は物流における重要な戦略拠点です。本プロジェクトは、「博多港の未来」とも言える好立地・アイランドシティにおいて、イヌイ建物のもつ倉庫事業のノウハウや業界ネットワークと、当社のもつ資金力並びにアセットマネジメント力、両社それぞれの強みを活かすことになります。このような素晴らしいプロジェクトに資金パートナーとして参加できることを大変うれしく思います。今回のプロジェクトをモデルとして、今後とも「物流業界の不動産・資金パートナー」として業界の発展に寄与してまいりたいと考えています。
□ 福岡市 港湾局長 岩瀬 信一郎様からのコメント
イヌイ建物株式会社様が中心となってアイランドシティ・みなとづくりエリアにおいて日本有数の「大型複合物流センター」の実現に向け、今般、着手されることは、中国をはじめ急増するアジア物流の物流拠点として、新たな貨物の取り扱いや新規航路の誘致など、アジアのゲートウェイとして国際物流拠点の形成を目指す博多港の港湾機能の強化が図られるものと大いに期待しております。
また、雇用機会の新たな創出や地元企業との連携など、福岡市の活性化や経済発展に寄与することも目標とされており、そのシナジー効果も期待されることから、大変心強く感じております。
添付資料:物件概要、会社概要、アイランドシティ位置図及び建設予定用地地図
本件に関するお問い合わせ先:
イヌイ建物広報担当 牧野 Tel:03-5548-8211 Fax:03-5560-2161
ラサール広報担当(IFC)石原 Tel:03-5532-8921 Fax:03-5532-8367
【物件概要】
名称: (仮称)福岡アイランドシティ物流センター
所在地: 福岡県福岡市香椎浜3-25-9、25-10
敷地面積: 43,803.89㎡
【会社概要】
イヌイ建物株式会社
設 立 1925年
事 業 物流業(倉庫業・トランクルーム事業他)・不動産賃貸業
代 表 者 代表取締役社長 中村哲也
本社所在地 東京都中央区勝どき1-13-6
資 本 金 27億6,750万円
上 場 東京証券取引所(コード番号:9308)
ラサール インベストメント マネージメントインク
設 立 1978年
事 業 世界最大の総合不動産サービスの企業であるジョーンズ ラングラサール グループ(ニューヨーク証
券取引所上場:JLL)傘下の、世界有数の不動産投資顧問会社で、私募・公募、デット・エクイティのあら
ゆる不動産投資活動を世界規模で行う
最高経営責任者 ジェフ・ジェイコブソン
本社所在地 米国イリノイ州シカゴ
運用総資産額 約504億ドル (2007年末現在)
日本法人 ラサール インベストメントマネージメント株式会社
設 立 2001年11月
代 表 者 代表取締役 内山裕敬
CEO 兼 執行役員(物流投資部門担当) 中嶋康雄
【アイランドシティ位置図及び建設予定用地地図】
